【漫画レビュー】「ウスズミの果て」のネタバレ少なめ感想・評価|生命が滅亡した地球で生きる少女の物語

漫画「ウスズミの果て」は、HARTA COMIXで大人気連載中の漫画です。

この漫画の魅力は何なのか?

月に漫画50冊以上読んでいる自分が「ウスズミの果て」の感想・評価を紹介します!!

実際に漫画を読み自分が思ったことを感想にしているので、気になる方は最後まで読んでもらえると嬉しいです!

『ウスズミの果て』はどんな漫画?|生命が滅亡した地球で生きる少女の物語

『ウスズミの果て』とはどんな漫画かを簡単に紹介します。

生命が滅亡した地球を、少女はひとり歩き続ける。彼女の任務は生存者の捜索と土地の浄化。果たして、人間は見つかるのか?建物を愛する新鋭・岩宗治生が描く、美しき廃墟のポストアポカリプス。主人を失ったアンドロイドや、使命を続けるAIなど孤独同士が交わる第1巻!

引用;コミックシーモア

この漫画は、文明が崩壊した街で人間の生存者や感染源の浄化をするアポカリプス系の漫画です。

ここからは1話のネタバレありとなっています。

『ウスズミの果て』のあらすじ

『ウスズミの果て』のあらすじは以下の通り。

  • 人類が滅んでいる街を探索する少女
  • 結晶病に感染した犠牲者を発見するや壊れたアンドロイドを発見する
  • 犠牲者を弔う

ここではXや各漫画サイトの読んだ感想を紹介しています。

『ウスズミの果て球』の漫画を読んで良いと感じた評判

人類のいなくなったその先の話です。 思っていたよりもとてもよかった。当たり前にあったことがそうではなくなっている物寂しさや、優れた技術の反動で起きたことなど、考えさせられることが多くありました。 続きも気になります。

引用:コミックシーモア

悲しいような、切ない世界の終わりのような。でも何だか美しくて。世界観に惹き込まれました。死にゆく姿は切ないけれど、それもまた時が止まっているようで主人公の視点でみると私には何だか美しくもありました。 何だか不思議と癒されるような。 きっと1人だと寂しいだろうな。 でも仲間もいて知らない世界を知るのはそれも楽しいでしょうね。 主人公にとってどんな事が幸せかは分かりませんが、見守っていけたらと思います。

引用:コミックシーモア

ファンタジーの魔法世界においてドワーフやエルフ、勇者の剣などが何の断りもなく使えるように、人類が滅亡し、都市とAIだけが残された世界において、重力子放射線射出装置もケイ素生物もおそらく建設者だって存在するであろう。多くの人があの世界観にはまり、ある種の常識になったことは一ファンとして非常に楽しい。おそらくこの作者も楽しんでいるのだろう。延々と旅してもらいたい。

引用:Amazon

絵柄、話の構成、台詞回し、名称、装備を初めとしたビジュアル等は基本的に弐瓶勉作品のBLAME!及びNOISEです(というかほぼほぼそのまま流用したようなデザインが多々……)。
設定は遠藤浩輝の漫画であるEDEN、そのクロージャー・ウイルス。
上記作品の出版の時期とそれに影響を受けた世代と考えると、作者さんは四十歳弱といったところだろうか。

内容は上記本家作品より敷居が低く、ハードSFというよりはソフトな印象で、読みやすく、SF系漫画の入り口として良いのではないかと思います。

引用:Amazon

『ウスズミの果て』の漫画を読んで悪いと感じた評判

絵は見やすく、キャラも可愛いです。
世界観、ネーミング、文字のデザイン、武器、キャラの雰囲気までBLAME‼︎のオマージュが散りばめられていて、弐瓶勉ファンとしてはとても楽しめました。ただBLAMEリスペクト系としては出来がいい方なので、それが逆にそのまんま感が出ちゃってますね、、(明らかに東亜重工、重力子放射線射出装置まんまのものなどあげたらきりがないですが)
退廃系近未来SF好きなので2巻も楽しみです。

引用:Amazon

良くも悪くも頭を使わずに読めるディストピアものです。
背景の描き込みが良いので、漫画というよりは背景画を流し見るようでした。

引用:Amazon

内容自体はなかなか楽しめたのですが、BLAMEにあまりに似ているところが散見されて気になってしまいました…。
一番そう思ったのはp45で出てくる管理人とBLAMEのイコのデザインです。全体の世界観がかなり違っていればオマージュ、サンプリング的なものとして受け止められたのですが、世界観もかなり似たところがありますので、ちょっとなぁ…と。

引用:Amazon

これは高品質な部類に入る。ある意味でコピーに徹してるからこそ破綻がない。
同人作品か、オリジナル作品かは次巻で判断。

引用:Amazon

漫画『ウスズミの果て』の感想・評価まとめ(ネタバレ少なめ)

漫画『ウスズミの果て』の感想をまとめました。

ネタバレを控えめにしていますが、気になる方は漫画を先に読むことをおすすめします。

風景の書き込みがヤバい…

この漫画は、崩壊したビルや家などが風景のメインとして出るのですが、書き込みの量がとてつもないです。

これは第1話の最後のシーンなんですけど、細かすぎない?建物が傾いていたり、崩れていたり、骨組みが見えていたりとこの一枚だけでもこれからの物語に期待を持てちゃいますよ!

しかもこのレベルの作画がずっと続くもんですから単行本購入するのが確定しますよ。

この漫画の作者様は、『建物を愛する新鋭』とあらすじに書いてありましたが、本当に愛が伝わってくる風景だと思いました。

物語も面白い

内容としては、生き残りの少女が街の浄化任務を任せられ、様々な所に赴く探索系のストーリーなのですが、『結晶病』や『断罪者』などのなんか面白そうな設定があるんですよ。

『結晶病』は、『断罪者』の放つ瘴気を吸ってしまった結果発病する病で、治療法はなく、体から鉱物に似た結晶体が生えて死んでしまうというヤバヤバ病なのに、遺体からも瘴気を放つもんですから浄化作業無理過ぎないかという感想が出てくる。

しかも街には『断罪者』とかいうデザインがイカした化け物もいるわけですから。

その中で主人公は、瘴気を放つ遺体を集めて火葬したり、誰か生存者がいないかと探したり、動いているアンドロイドと交流をしたりする、とても悲しい話なので読んでもらいたい。

単行本1巻で世界観がほとんどわかる

単行本1巻を読めば、主人公の目的、主人公はどうやって生きているのか、この世界がどんな状態か、人類はどうなっているのか、何故世界がこうなったのかなどが全てわかる。

酷い漫画など本当に説明不足過ぎて、主人公は何をしたいのか?どんな世界なのか?などほとんどがわからず単行本1巻が終了するなんてこともあるんですよ。

それに対してこの漫画は、説明が完璧でしかも面白く、そして画力が凄まじく高い、文句のつけようがない漫画だと思いました。

人によっては似ていると感じるかも

Amazonなどのコメント欄を見ていると『Blameと似ている』というコメントを見かけたんですけど、確かになと思いましたね。

人によってはパクリだと思うかもしれませんが、似たような作品を探している人にはハマる漫画だと思いますよ。

人の意見に左右されずに一度自分で読んでみることをおすすめします。

単行本「ウスズミの果て」を全巻お得に読む方法は?

もし、「ウスズミの果てをお得に読みたい!」というのであれば、初回ログインでもらえる70%OFFクーポンが使えるebookjapanがおすすめです。

ebookjapanは、曜日ごとにPayPay利用でお得に購入いただけるキャンペーンなどが充実しているので、「ウスズミの果て」をまとめ買いしたい人にぴったりです!

クーポンを使う際に条件などはなく、全ての作品に使えるので初回登録だけでもおすすめです。

\5,000冊以上の漫画が無料で読める!/

公式サイトはこちらから

まとめ|ウスズミの果ては読んで損なし

この記事では『ウスズミの果て』の感想を中心に紹介していきました。

『ウスズミの果て』は読んでおいて損はない今イチオシの作品です。

文句なしの良作で、友達に勧めたいと思える漫画でした!

当ブログでは他にも面白い漫画をレビューしています。

漫画をお読みになる際の参考になると嬉しいです。

合わせて読みたいおすすめ記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA