こんにちは、ネピです。
今回は「食糧人類Re:」のあらすじや読んだ感想などを紹介します。
気になる方は、最後まで読んでくれたら嬉しいです！
※この記事には多少のネタバレが含まれている場合がございます。
目次
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引用：ebookjapan
【ネタバレ】漫画「食糧人類Re:」単行本を読んだ感想紹介
漫画「食糧人類Re:」単行本1巻ネタバレあらすじ＆感想紹介
いつもの学校、いつもの教室、いつものクラスメート。でも、何かがおかしい…。押し寄せる正体不明の不安のなか「死ぬのが怖い」と口にした瞬間、血と肉に塗れた地獄がその口を静かに開く…衝撃の大ヒット作『食糧人類』待望の続編！
異常な社会が恐ろしくも楽しい作品。今後の展開に不安な点も…
★★★★★
天人に食べられるのが幸福という異常な常識に捕らわれた社会の描写がとても面白い作品です。
歪んだ社会の中で主人公たちがどのように反旗を翻すのかが楽しみです。
一点懸念しているのは、前作の「食糧人類」も、人間家畜施設の描写がとても面白かったのですが、敵の超人たちとの能力バトルになってから急に面白くなくなったことです。
支配から抜け出る為に戦いが始まるのは当然の展開ではありますが、恐ろしくも楽しい「異常な施設」の描写がなくなり、単なるバトルマンガになってしまったと残念に思いました。
このReでも同じことが起きないか不安に思っています。
敵との戦いが始まっても、この不気味な社会描写を残し続けてほしいと期待しています。
ミノタウロスの皿というよりは…
★★★★★
人間が食料として出荷される、みたいな世界の話です。
出てくる人が皆、主人公勢を除いて「天人様」に食べてもらうことを喜んでいるという描写が、権威になびく群衆みたいなものを茶化してる感じがして、面白かった。
漫画自体ドライな作風で、気に入っています。
他の方も書いているように、ミノタウロスの皿と初期設定が近いけど、異星人の文化が…とか人間がやっているのはこういうことです。みたいな話というよりは、群集心理や古い慣習を盲目的に信じる人を揶揄するような内容がメインなので、そういうのを楽しめる人なら、楽しめるんじゃないかなと思います。
漫画「食糧人類Re:」単行本2巻ネタバレあらすじ＆感想紹介
人類がエサとして幸福に生きる世界に、一人その異常性に覚醒してしまった天沢。この世界の破壊を望む同志・万智音、帆秋の二人と合流する天沢だが、「天人」をもてなす宴に幼馴染の柚が肉として捧げられーー。捕食者とそれを支える歪んだ世界に、天沢たちの怒りと刃が迸る！衝撃の大ヒット作「食糧人類」の待望の続編第２巻！
1巻を超える面白さです
★★★★★
衝撃的ながらもスローペースな1巻から、怒涛の2巻へ。面白いです。
これは問題なんじゃ？？話としては面白い。
★★★★
明らかに戦前の日本をモデルにして揶揄している内容ですね。特に問題だと追われるのは「天人」のモデルが〇〇であると見受けられるところ。直視すると目が潰れると言われたのは、日本には八百万の神々という、あらゆるものに神が宿るという考え方がありますので、ある高貴な方には大龍神が宿るとされ直視してはならないと言われました。
別にこれは昔の話でもなく、現在でも国会では平身低頭してお迎えいたしますし、映画に登場したりする際には、足元しか写さないというお約束があります。
他にも国難の際に死地に赴いた英雄と、醜悪な化け物に自ら食される狂人達を同一視するような描写があり、この辺は時代にそぐわない描写だと思います。人々のために命をかけることと、洗脳されて敵に自ら殺されに行くことは全く意味合いが違います。
ヒロインが「何のために死ぬか」が大切だと語るシーンがありますが、あれはまさに戦前の日本人の死生観です。仏教に基づく輪廻の価値観が色濃く出ていました。ただそれは、当然ですが「敵に喜んで殺されに行く」ような狂人を称賛するものではなく、寿命の長さだけが幸福ではない、何かをやり切って死んでいけるならば、ただ無為に長く生きるよりも幸福だ、と言う話です。
この作品の一番の問題点は、洗脳された人々を揶揄しているようで、主人公が実は洗脳されている、とも取れなくもない部分です。仮に「天人」がほんとうに下民のために尽くしているにも関わらず、主人公にはある時から本書のように世界が見えてしまう、、、のだとすれば恐ろしい話です。
努力していないから石を投げられて殺されるような話は言語同断ですが、努力して社会のために、人々のために尽くした人間が賞賛されるのもまた当然だと思います。比較されると、努力しなかった人々は石を投げられているような気分になるのを揶揄しているのでしょうが、社会においてかような一種の「厳しさ」は必要なんじゃないかと思います。
まあ、群集心理というものが時に恐ろしく暴走するのは確かにその通りですが、そういうものを描きたいのであればもっと別の、適切なモデルを採用すべきであったと思います。
漫画「食糧人類Re:」単行本3巻ネタバレあらすじ＆感想紹介
人類がエサとして幸福に生きる世界ーー。人間を捕食する神「天人」を死に追いやった贖罪として、天沢たちに下された「人権剥奪」の宣言。生命の保障さえ許されぬ天沢たちに天人を喪った怒りに駆られた民衆の暴力と、「増殖種」確保を狙う管理者たちの魔の手が迫りーー万智音の刃が交錯し、帆秋の知られざる素顔が明かされる！衝撃の大ヒット作「食糧人類」の待望の続編第３巻！
オリジナルな面白さがある
★★★★★
1巻のレビューでは「ミノタウロスの皿のパクリだからダメ」という物が目立ちました。
では聞きたいが、全てのゾンビ物はロメロのパクリだし、全ての変身ヒーロー物はエイトマンのパクリですが、それで他の数百数千の作品の価値が落ちると思いますか？
ミノタウロスの皿を参考にしたのは確かなようですが、この作品を構成している要素の一部でしかありません。
簡単に予想できないストーリー。
魅力的なキャラクター。
そして怖さとスリル。
続きが気になってしかたないという意味でとてもハイレベルな作品だと思います。
面白いです。
ネタバレになるので控えますが……
★★★★★
周りの人間たちは相変わらず変なままですが、初っ端から読者の予想を裏切る激アツな展開になってます。
このピンチをどう切抜けるのか？続きが凄く気になります！
漫画「食糧人類Re:」単行本4巻ネタバレあらすじ＆感想紹介
人類がエサとして幸福に生きる世界ーー。「天人」の仇となった天沢たちに襲いかかる暴徒に紛れ、増殖種・帆秋の確保を狙う管理者たち。苛烈な死闘が続き仲間が次々と倒れていく中、両断された帆秋の肉体から2人の男が現れる！かつて侵略者を打ち滅ぼし、この歪んだ世界の成り立ちを知る彼らの口から、驚愕の真実が明かされるーー！衝撃の大ヒット作「食糧人類」の待望の続編第４巻！
「美味しく食べられる為に努力する社会」をもっと見てみたい
★★★★
１～４巻をまとめ買いしました。
豚や牛のように、人間も肉として出荷されてゆく社会。
食われて死ぬことを誉れとしている社会（戦中の日本に近い精神かも）が興味深いです。
上記のような世界観や綺麗な画、グロ描写などは、読書中に惹きつけられるでしょう。
ただし、少年誌としての都合上、3巻くらいからは人対人の異能力バトルっぽくなるので、異常な世界観を楽しむならば2巻までの社会描写が中心になっています。
個人的には「美味しく食べられる為に努力する社会」をもっと見てみたいので、「異常な社会の描写」をもっと増やして欲しいです。
小さな子供が「おおきくなったら、おいしいおにくになりたい」と発言してるのは、下手なホラーよりもよほどゾクゾクしますから…。
漫画「食糧人類Re:」単行本5巻ネタバレあらすじ＆感想紹介
人類がエサとして幸福に生きる世界ーー。管理者たちとの戦いの果てに現れたのは最強の男・辻ーー。その圧倒的な力を前に為す術なく打ち伏せられた天沢たちだったが、目を覚ますとそこは静かな邸宅ーー。状況を呑み込めない天沢たちに辻は自分の息子として「異形の生物」を紹介するーー。辻父子を襲った非業の過去が明かされるとき、歪んだ世界を破壊するある手段が浮かび上がるーー！衝撃の大ヒット作「食糧人類」の待望の続編第５巻！
まささ…
★★★★★
本当にまさかですね。この巻で一気に動き出す感じです。
ネタバレをしたく無いんで買ってみて下さい
絵で語る漫画
★★★★★
長ったらしい文字がなく、絵でストーリーを見せてくれる作品。
それゆえ、ぱっと読めちゃうけど、展開が斜め上すぎて続きが気になりすぎる。
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